Material / 素材

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カーボンファイバーロッド

「Mumi」や「Poker」などの杖に使用されている黒の細い軸のロッド(棒)は"カーボンファイバー"を使用しています。300kgもの重量に耐えられるテスト済みで、大抵の人がどんなに曲げても変形することはありません。気持ちの良い具合にしなります。そのしなり具合が人間にとって必要なバネの役割をし、歩くたびにかかる地面からの肘や肩への衝撃を軽減してくれるのです。

10mmと、12mmから選べます。

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ヌメ革(ベジタブルタンニンなめし)

杖の腕を支える部分には、ヌメ革を使用しています。ヌメ革はプラスチックとは違い、使う人に合わせて革が腕に馴染んでいきます。経年変化により、革の色、風合いが変わっていくことも楽しむことができます。

※基本的に色着き革は、色落ちの心配や、染め材の不確実性の心配があるため、使用しません。

メタルパーツ

デンマークは造船大国で、世界中にデンマーク産の船が走っています。その一部を担う、船のプロペラを製造する地元の工場からスクラップを買い取り、杖などに使用するメタルパーツを製作しています。

ムーンスタンドに使用している鉄は階段やバルコニーを作る鍛造工場の廃材を切り出しています。

Fleet Oak / 戦艦オーク

デンマークには“Fleet Oak/艦隊オーク”とよばれる材木があります。

1807年ごろに、デンマークの国王が戦艦を作るために大量のオーク(日本でいう楢の木ですね)が必要だ!と林業者に発注し、苗を植えさせました。

そしてオークが大きく育ったとき、突然林業者から「充分なオークが準備できました!」と発表が。発注から200年経った現代、もはや木材で艦船などつくりませんし、現隊長は何のことやらさっぱりです。

そんな理由でデンマーク(とくに北シェラン島)には“艦隊オーク”とよばれる材木が今も多く残っているというわけです。

艦艇の一部になる予定だったオークたちをVilhelm Hertzは杖に使用しているのです。

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European Ash / 西洋トネリコ

北欧神話でも重要なシンボルとして描かれる樹木、ヨーロピアンアッシュ(西洋トネリコ)。

2010年ごろ、この樹木がデンマーク国内で深刻な病気に見舞われてしまいます。その多くが切り倒され、現在国内にはほとんどありません。また、さらなる切り倒しも予定されています。そのためVilhelm Herzはデンマーク産ではなく、ドイツのサステナブルな森林で伐採されたヨーロピアンアッシュを使用しています。

早くデンマーク国内に元気なヨーロピアンアッシュが戻ってくることを願うばかりです。